30代で転職を考えたとき、多くの方がまず転職エージェント(人材紹介)に登録します。
しかし「登録したのに求人が少ない」「担当者の対応が薄くなってきた」と感じて、活用しきれないまま終わるケースが少なくありません。
人材紹介会社を3社立ち上げてきた著者の視点から言えば、その原因は「エージェントの質」だけでなく、選び方と使い方にあることがほとんどです。
この記事では、30代が転職で使うべきエージェント6選と、キャリアアドバイザー(CA)経営者だからこそ伝えられる「動いてもらいやすい使い方」をまとめました。
監修者
株式会社アイジール 代表
株式会社エス・エム・エスへの第二新卒での入社をきっかけに人材業界へ足を踏み入れる。その後、株式会社プレックスの創業メンバー・役員として約3年間、キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを含む業務全般を経験。現在は株式会社アイジールにて、キャリアアドバイザーを中心とした人材・HR業界特化の転職エージェント事業を運営。
30代の転職市場と人材紹介の現状

30代の転職市場は、データを見ると「経験を年収に換えやすい年代」であることがわかります。
マイナビが2025年の転職実績をまとめた「転職動向調査2026年版」によると、転職後の年収変化では、30代は平均+32.4万円の増加と全年代の中で最も大きな年収上昇幅を記録。
転職の費用対効果が高いタイミングであることが数字にも表れています。
一方で、転職市場には30,561事業所(2026年時点)もの人材紹介会社が存在しており(*2)、その数は年々増えています。
選択肢が増えているぶん、「どこに登録すればいいのか」という迷いも生まれやすくなっています。
*1: マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」
人材紹介(転職エージェント)とは、求職者と採用企業の間に立って転職活動をサポートするサービスです。利用料は無料で、費用は採用が成立した際に採用企業から支払われる「成功報酬型」のビジネスモデルで運営されています。この仕組みが、後のセクションで触れる「エージェントとの付き合い方」にも関係してきます。
30代前半と30代後半では転職のステージが異なる
一口に「30代の転職」といっても、前半と後半では転職市場での立ち位置が変わります。
30代前半はまだ経験の幅を広げやすく、「次の軸を探す」転職が機能しやすい段階です。
30代後半になると、「専門性・ポジション・実績」がより問われるようになります。
採用企業は30代後半に対して「即戦力として入社後に成果を出せるか」を重視する傾向が強まるため、「自分は何を武器にしているか」を明確にしてからエージェントを選ぶという流れが、転職活動の質を高めます。
また、転職動機も年代によって変化しています。
同調査によると、30代の転職理由として「今後の昇進や昇給が見込めないと思った」が前年比+3.7ポイント増加しており(*1)、中長期的なキャリアを見越した転職判断が増えていることがわかります。
この背景から見ても、「とにかく転職したい」ではなく「何のために転職するのか」を起点にエージェントを選ぶことが、30代の転職活動においては特に重要です。
マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」によると、30代の転職後の平均年収増加額は+32.4万円で、全年代の中で最大の増加幅です。なお、全体の転職前後年収は514.5万円→533.7万円(+19.2万円増)です(30代固有の転職前後絶対値は非公表)。経験を武器にしやすい30代において、転職は年収を引き上げる有力な手段となっています。
*2: 厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」
転職エージェントを選ぶ前に知っておく3つの視点

30代がエージェント選びで後悔しないためには、登録の前に把握しておきたい視点が3つあります。
競合記事ではなかなか触れられない「人材紹介を3社立ち上げた経験から感じてきた本音」として伝えます。
<視点①:成功報酬型の構造を理解する>
転職エージェントは採用が成立して初めてCA(キャリアアドバイザー)に報酬が発生する仕組みです。
これはつまり、CAの報酬は「求職者が転職を決める」ことで生まれるという構造を持っています。
優秀なCAは長期的な信頼と口コミを重視するため、フラットな提案をしてくれることが多いです。
ただし、短期成果を優先するCAと出会った場合、「とにかく内定まで進めてほしい」という方向で話が進むことがあります。
複数社を使い比べることで、こうした偏りを補正できます。
<視点②:エージェントによって得意・不得意が全く異なる>
「大手に登録しておけば安心」は必ずしも正確ではありません。
エージェントには求人数の多い「総合型」と、特定の年収帯・業界・職種に強い「特化型」があり、それぞれに向いているターゲットが異なります。
「自分が転職で何を重視するか」によって向くエージェントのタイプが変わる、という理解が出発点になります。
<視点③:CAに積極的に動いてもらうための準備がある>
「登録したのに求人の紹介が少ない」という状況は、エージェントの質だけが原因とは限りません。
業界に長くいると感じてきたのですが、CAが積極的に動きたくなる求職者には共通したパターンがあります。
登録前にこの3点を整えておくだけで、エージェントの使い心地が変わります。
採用する側の視点でも「条件の優先順位が明確な求職者」には動きやすく、「いい会社に転職したい、後は任せます」という状態の方には紹介できる求人を絞り込みにくいのが正直なところです。

30代向けおすすめ転職エージェント6選【目的別】

30代の転職エージェント選びは「目的」によって変わります。
求人数の多さで選ぶか、年収帯や専門性で選ぶか、担当者との距離感を重視するか。
ここでは6社を目的別に整理しました。
各社の基本情報を同じフォーマットの表で比較できるようにしています。
求人数の多さで選ぶならリクルートエージェント
転職活動を始めたばかりで「まず選択肢を広げたい」という30代前半の方には、業界最大規模の求人数を誇るリクルートエージェントがベースの1社として機能します。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 公開求人数 | 約100万件(2026年2月時点・公式サイト参照) |
| 非公開求人数 | 非公開(公開求人数と同程度以上とされる) |
| 年収UP実績 | 非公開 |
| 得意領域 | 全業界・全職種対応。IT・営業・管理職・メーカーなど幅広い |
| サポート内容 | キャリアアドバイザーによる求人提案・書類添削・面接対策 |
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 事業許可番号 | 公式サイトにて確認 |
※リクルートエージェント公式サイト
業界最大の求人数は、30代前半の「方向性を探す段階」に特に有効です。
転職市場のほぼ全領域をカバーしているため、自分が想定していなかった業界・職種の求人に出会える機会が多い点が強みです。
一方で、登録者数も多いため担当CAとの接触頻度が少なく感じるケースがあります。
面談後に自分からフォローの連絡を入れる習慣を持つことで、この点を補うことができます。
「どの業界・職種に絞るかまだ決まっていない30代前半」がベースの1社として使うのが、最も機能しやすい使い方です。
比較・検討の軸を作るための求人数の確保という目的に向いています。
転職活動の全体サポートを求めるならdoda
「エージェント機能とスカウト機能を一体で使いたい」「転職活動の全体像を見渡しながら進めたい」という方に向いているのがdodaです。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 公開求人数 | 約283,000件(2026年時点・公式サイト参照) |
| 非公開求人数 | 非公開求人含む |
| 年収UP実績 | 非公開 |
| 得意領域 | IT・エンジニア・営業・管理部門など幅広い。20〜30代の転職に実績 |
| サポート内容 | エージェント機能+スカウト機能+転職サイトを一体利用可能 |
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 事業許可番号 | 公式サイトにて確認 |
※doda公式サイト
dodaの最大の特徴は、担当CAに相談しながら、企業からのスカウトも同時に受け取れる一体型のサービス設計です。
「エージェントにサポートしてもらいながら、企業側からのアプローチも受け取りたい」という30代に、1社で完結できる利便性があります。
転職活動に慣れておらず「何から始めればいいかわからない」という方にとっても、全体的なサポート体制が整っているため始めやすいエージェントです。
「転職活動を一通り経験したいが、どこか1社に絞るなら」という30代前半に特に向いています。
リクルートエージェントと並んで、ベースの1社として機能しやすい総合型のエージェントです。
年収600万超のキャリアアップを目指すならJACリクルートメント
管理職・専門職・外資系へのステップアップを考えている30代後半の方には、ハイクラス特化のJACリクルートメントが選択肢に入ります。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 公開求人数 | 約21,000件(2025年時点・公式サイト参照) |
| 非公開求人数 | 非公開(コンサルタントが企業側も担当する両面型のため非公開求人が多い) |
| 年収UP実績 | 非公開 |
| 得意領域 | 管理職・専門職・外資系・グローバルポジション |
| サポート内容 | コンサルタントが求職者と企業の両側を担当する「両面型」。採用背景まで把握した提案 |
| 運営会社 | 株式会社JAC Recruitment |
| 事業許可番号 | 公式サイトにて確認 |
※JACリクルートメント公式サイト
JACリクルートメントの最大の特徴は、コンサルタントが求職者と採用企業の両方を担当する「両面型」である点です。
企業の採用背景・職場のカルチャー・なぜ今採用しているかという内部情報を把握した状態で提案してもらえるため、ミスマッチが起きにくい傾向があります。
求人数は総合型エージェントより少ないですが、ハイクラス・管理職・外資系ポジションへの転職精度では国内トップクラスとされています。
年収500〜600万円を超えている30代後半の方が「次のキャリアを上に引き上げたい」と考えるとき、検討する価値があります。
「転職回数が多い自分でもハイクラス求人を紹介してもらえるのか」という方もいますが、JACのコンサルタントは職歴の深みと専門性を重視するため、「回数」より「各職歴で何を積み上げてきたか」が評価のポイントになります。
自分の市場価値をスカウトで確かめるならビズリーチ
「今の自分に、どんな企業からオファーが来るのか知りたい」という30代後半には、スカウト型のビズリーチが向いています。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 公開求人数 | 188,267件(公式サイト掲載) |
| 非公開求人数 | 非公開(スカウト経由が中心) |
| 年収UP実績 | 年収1,000万以上の求人が4割以上 |
| 得意領域 | 経営幹部・管理職・IT・金融・コンサルタントなど専門職 |
| サポート内容 | ハイクラス求人紹介・スカウト機能・ヘッドハンターからの提案 |
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 事業許可番号 | 13-ユ-302647 |
※ビズリーチ公式サイト
ビズリーチは転職エージェントではなく「スカウト型転職サイト」に分類されます。
自分のプロフィールを登録すると、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みです。
「転職を今すぐしたいわけではないが、自分の市場価値を確認したい」という30代後半のビジネスパーソンにとって、リスクなく転職市場に触れられる入口として機能します。
どの会社・業界から関心を持ってもらえるかを知ることで、次のキャリアを考える材料になります。
ただし、求人へのアクセスや一部機能に有料プランが必要なケースがあります。
まず無料の範囲で状況を確認し、スカウトの数や質を見てから利用の広げ方を判断するのが現実的です。
手厚いサポートで転職活動を進めたいならマイナビエージェント
「初めての転職で不安が多い」「丁寧に伴走してもらいながら進めたい」という30代前半の方には、マイナビエージェントが向いています。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 公開求人数 | 非公開(常時更新) |
| 非公開求人数 | 非公開求人多数 |
| 年収UP実績 | 転職後年収UP率61.1%(公式サイト掲載) |
| 得意領域 | 20〜30代の転職。営業・IT・メーカーなど |
| サポート内容 | キャリアカウンセリング・書類添削・面接対策・入社後フォロー |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 事業許可番号 | 公式サイトにて確認 |
※マイナビ公式サイト
マイナビエージェントは20〜30代の転職支援に長年注力してきた実績を持ちます。
担当アドバイザーによる丁寧なフォローを重視する方に評判のエージェントです。
「転職が初めてで何から手をつければいいかわからない」「書類や面接対策を一緒に進めてほしい」という方にとって、サポートの手厚さが選ぶ理由になります。
転職後年収UP率61.1%(公式サイト掲載・集計条件あり)は、30代のキャリアアップ転職への親和性の高さを示す一つの指標です。
丁寧なサポートを軸に転職活動を進めたい30代前半の方に特に機能しやすいエージェントです。
キャリアアドバイザー職への転職を考えているならアイジールジョブ
CA(キャリアアドバイザー)・人材業界への転職を検討している30代には、アイジールジョブという選択肢があります。

| 項目 | 詳細 |
|---|
| 対象者 | キャリアアドバイザー職への転職を検討している方・人材業界への転職希望者 |
| 求人の特徴 | CA職特化の非公開求人・好条件求人 |
| 年収UP実績 | 非公開 |
| 得意領域 | CA職・人材・HR業界への転職 |
| サポート内容 | キャリアカウンセリング・非公開求人紹介・面接対策(徹底サポートあり)・入社後フォロー |
| 運営会社 | 株式会社アイジール |
| 事業許可番号 | 13-ユ-318325 |
※アイジール公式サイト
アイジールジョブは、CA・人材業界の転職に特化したエージェントです。
他のエージェントとの最大の違いは、人材紹介事業を立ち上げ・運営してきた経営者が直接サポートする点にあります。
CA職の転職は「CA業界を知らないエージェントに相談すると、的外れな求人を紹介されることがある」という問題が起きやすい領域です。
企業の表向きの求人票だけでなく、採用背景・社内のCAの定着率・インセンティブ設計の実態まで把握した状態でのサポートが、業界特化型ならではの強みになります。
「他のエージェントでCA求人を探したが、会社の実態まで把握した提案をもらえなかった」という経験がある方にも相談してみる価値がある選択肢です。
CA職への転職を本気で考えている方の場合、業界内情を知るサポートは転職判断の精度に直結します。

CA職や人材業界への転職は、「この会社は求職者の定着を重視しているか」「インセンティブ設計は透明か」といった求人票に載らない情報が判断の決め手になることが多いです。業界経験のないエージェントに相談しても、表面的な情報だけになりがちなのが現実です。アイジールジョブのような業界特化のエージェントに一度相談してみることが、判断の精度を上げる近道になります。
30代のエージェント登録パターンとおすすめの組み合わせ

「複数のエージェントを登録した方がいい」とよく聞きますが、何社使えばいいのか、どう組み合わせるかが曖昧なまま登録してしまうケースが多いです。
目安は2〜3社です。
| 登録社数 | 管理のしやすさ | 向いている状況 |
|---|
| 1社 | 管理しやすいが求人の偏りが出やすい | 時間が限られている・特定の業界に絞っている場合 |
| 2〜3社 | バランスよく活用できる(推奨) | 多くの30代に向いている標準パターン |
| 4社以上 | 管理が崩れやすく各社への対応が薄くなりがち | 基本的にはおすすめしない |
3社以上になると面談のスケジュール調整・応募管理・書類対応で手が追いつかなくなるケースが増えます。
管理はシンプルな表で十分です。「エージェント名・担当者名・応募企業・進捗・次のアクション」の5列を作っておくだけで、複数社の状況を混在させずに動けます。
目的別のおすすめ組み合わせパターン3選
<パターン①:年収アップを目指す30代後半>
リクルートエージェント(求人数の網)+ ビズリーチ(スカウトで市場価値を確認)の組み合わせです。
リクルートエージェントで選択肢の幅を確保しながら、ビズリーチで「自分にオファーが来る会社・ポジション」を確認することで、転職先の相場感を把握しながら動けます。
<パターン②:転職活動の全体サポートが欲しい30代前半>
doda(総合型・エージェント+スカウト一体型)+ マイナビエージェント(丁寧なサポート)の組み合わせです。
一方は利便性、もう一方は手厚さ、という異なる強みを組み合わせる形です。
転職が初めての方が「方向性を決めながら求人も見ていく」段階に向いています。
<パターン③:CA・人材業界への転職を検討している30代>
アイジールジョブ(業界特化・業界情報が深い)+ doda(選択肢の確保)の組み合わせです。
特化型1社で業界を深掘りしながら、総合型1社で比較の視点を持つという設計です。
「CA職に絞って転職するか、他の選択肢も見るか」を並行して確認できます。
大事なのは「なぜその組み合わせを使うか」の目的が先にあることです。
目的なく「とりあえず有名どころに登録」するだけでは、使いこなせないまま終わりやすいというのが、多くの転職者を見てきた中での実感です。
転職エージェントをうまく使うためにやっておくこと

転職エージェントは「登録すれば全部やってもらえる」サービスではありません。
自分の準備と動き方次第で、担当CAが積極的に動いてくれるかどうかが変わります。
以下の5つは、CA経営者として採用する側でも見てきた、「エージェントに動いてもらいやすくなる実践的な準備」です。
<ポイント①:条件の優先順位を先に決める>
「年収・勤務地・業界・職種・働き方」の5つについて、「外せないもの」と「妥協できるもの」を先に整理しておきます。
「すべての条件を満たしたい」という状態での登録では、CAが紹介できる求人の幅が限られます。
条件の優先順位が明確な求職者には、CAも「では次はこの求人を持ってこよう」という具体的な動きができるようになるものです。
「年収は現状維持以上、勤務地は都内、職種は現職から変えたい、業界は問わない」という形でも、優先順位が言語化されているだけで状況は変わります。
<ポイント②:実績を数値つきのエピソードで語れる準備をする>
「営業として頑張ってきた」ではなく「前年比120%の目標達成を3期連続で続け、チーム3人のリードも担当した」というように、数値と行動がセットになった自己PRを用意します。
これはCA面談だけでなく、面接対策にも直結します。
実績の語り方が整っているかどうかは、担当CAの「この方にはこういうポジションが合う」という提案の判断材料になります。
<ポイント③:面談後は自分からフォローをする>
面談を終えたら、2〜3日以内に自分から状況共有のメッセージを送るだけで、CA側の動き方が変わることがあります。
内容はシンプルで構いません。「今週中に3社確認してご連絡します」「〇〇の条件を少し広げてみてもいいかもと思いました」という短い連絡で十分です。
受け身でいるより、自分からコミュニケーションを取りに行く姿勢が転職活動全体のスピードに影響します。
これも複数社の立ち上げを通じて肌で感じてきたことですが、このフォローをする求職者とそうでない求職者では、CAの動き方に明確な差が出てきます。
<ポイント④:担当者変更を躊躇しない>
「合わないCAと話し続けるのはお互いにとって良くない」という判断は、実は転職支援の現場でも当然のこととして扱われています。
初回面談で「状況を聞かずに求人を出してくる」「転職を急かすような話の進め方をされた」と感じたら、早めに変更を申し出ることをおすすめします。
「合わないので担当を変えていただけますか」と伝えるだけで、多くのエージェントは対応してくれます。
担当者変更は求職者の当然の権利であり、遠慮する必要はまったくありません。
<ポイント⑤:複数社を使って比較の視点を持つ>
1社のエージェントだけだと、その会社の取引企業・担当CAの得意領域に求人が偏ります。
2〜3社を並行して使うことで「この会社からはこういう求人が来る、あの会社からはこういう提案をもらえる」という比較ができ、転職判断の精度が上がります。
複数社登録の最大の効果は「求人数の増加」ではなく、この比較視点を獲得することです。
1社のCAだけの意見・提案を「転職市場の全体像」と捉えてしまうリスクを避けられる点が、複数登録の本質的なメリットです。
現役キャリアアドバイザーへよくある質問

Q30代の転職エージェントは何社登録するのが適切ですか?
A2〜3社が推奨される目安です。1社では求人が偏りやすく、4社以上になると管理の負担が大きくなり各社への対応が薄くなりがちです。「総合型1社+目的に合った特化型1社」の組み合わせが、多くの30代に機能しやすいパターンです。
A転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーが付き、求人提案から書類作成・面接対策・条件交渉まで一貫してサポートを受けられる形式です。転職サイトは自分で求人を検索して直接応募する形式で、担当者は付きません。ビズリーチのようにスカウト機能を持つサービスは両者の中間的な位置づけになります。
A使えます。ただし30代後半になると、採用企業から「専門性・実績・ポジション経験」がより問われるようになるため、JACリクルートメントやビズリーチのようなハイクラス特化型との組み合わせが効果的になります。条件の優先順位と実績の語り方を先に整えておくことで、エージェントが積極的に動きやすくなります。
Q転職エージェントの担当者が積極的に動いてくれない場合はどうすればよいですか?
Aまず「条件の優先順位が明確か」「実績を数値つきで語れるか」「面談後にフォローをしているか」の3点を確認してみてください。それでも状況が変わらない場合は、担当者変更を申し出ることが有効です。変更後も改善が見られない場合は、別のエージェントへの登録を検討するタイミングと考えてよいでしょう。
Aキャリアアドバイザー職や人材業界への転職を本格的に考えている30代の方に特に向いています。CA業界を立ち上げ・運営してきた経営者が直接サポートするため、業界の実態や企業の内部情報まで踏み込んだ相談が可能です。「他のエージェントでCA求人を探したが、業界の実情まで把握した提案をもらえなかった」という経験がある方にも、相談してみる価値があります。
【免責事項】
※本記事に記載の数値・事例は参考情報であり、個人の状況や転職先によって結果は異なります。転職の意思決定は、ご自身の状況を踏まえた上でご判断ください。